
2025年夏。
人生初の米子にやってきています。
米子に来たら、絶対に絶対に行きたいお店がありました。
僕的には、もうこのお店に来るために、ここに来たぞ!っていうくらいに、とてつもなくずっと行きたかったお店なんです。
その名も、
がんこラーメン華漸
であります!
華漸と書いて、「かぜん」と読みます。
その名の通り、僕がラーメンにハマったあの「一条流がんこラーメン」の流れを汲むお店で、創業は2016年とのこと。
僕は、90年代末に「ちゃんこラーメン総豊」でラーメン店のラーメンに開眼して、2000年に「がんこラーメン12代目」に出会い、日本中のラーメンを食べ歩くようになりました。がんこラーメンがなければ、全国・全世界のラーメンを食べ歩こうとは思わなかったと思います。
そういう意味でも、東京からはるか離れた鳥取・米子の「がんこラーメン華漸」もまた、僕にとっての念願悲願のお店だったんです。

こちらのお店は、米子駅からタクシーで15分くらいのところにあります。
駅前からバスに乗って行くこともできます。
今回は、行きはタクシーで、帰りはバスで往来しました。
牛骨ラーメンの聖地である鳥取県で、牛骨ラーメンで一時代を築いた一条流がんこラーメンのお店をやるなんて、、、
いったいどんな人がやっているお店なんだろう?!、と、興味津々でした。
きっと、僕と同じく、「がんこラーメン」を愛した人だろうし、ラーメンもさることながら、店主さんもお目にかかりたくて、頑張ってやってきました。
千葉から米子のがんこラーメン華漸へ!!✨

お店に入ると、まずこのボードが目に飛び込んできました。
元祖一条流がんこのれん会
ですって!!
がんこ総本家、あすなろ、がんこ11代目、盛、きくちひろき、がんこ南千住、華漸、麺や勝治と、並んでいます。
あすなろ以外は全部行ってます!(あすなろも遠くない未来、絶対に食べに行くぞ…)

がんこラーメンファンならみんな知ってるこの家系図(?)も!
この図を見ると、2000年頃の自分を思い出します。
この図を見て、いつもがんこ12代目のラーメンを頬張っていました。
あの頃の僕に、「25年後、鳥取で、がんこラーメンを食べるんだぞ!」って言ってあげたいです。

12代目の文字もありました…😢
もうとっくの昔に閉店してしまったんですよね。
12代目のおじちゃん、今、どこで何をしているのかな??
その12代目の兄弟子だったのが、秋葉原・末広町の8代目です。
で、、、
このがんこラーメン華漸の店主さんも、実は末広町の8代目のお弟子さんだったんです。それを聞いた僕は、もうびっくり仰天でした。
この記事が、僕が最後に書いたがんこ8代目のレポです。
13年前の記事になるのか…。
(がんこ8代目は2014年10月に惜しまれつつ閉店してしまいました)
このがんこ8代目の味を継承して、鳥取の米子で開業したのが、この「がんこラーメン華漸」ということになります。
しかも、こちらの記事によると、華漸の店主さんの「叔父」にあたるのが、末広町のがんこ8代目の店主さんなんですって(!!!!)
これは、行く前に知っておくべき知識だったな…( ;∀;)
あと、華漸の店主さんは46歳ってことで、僕の4つ下になるのかな。でも、ほぼ同じ世代。僕ががんこラーメンに夢中になっていた頃に、店主さんも8代目の下で学んでいたのかな?(8代目のお店で、何人か(僕と同じくらいの)若い男性スタッフを見た記憶もうっすら残ってます。その人だったのかな?)
さて、、、

卓上のメニュー表です。
がんこっぽさを感じるマークが印象的です。

メニューもほんとに色々あります。
右下に小さく「がんこ八代目直伝の味」って書いてあるのが嬉しいですね。
僕の中では、すでに
塩(しそ風味)(900円)
しか、頭にありませんでした。
「遂にまた、あの味が食べられる…」って、大泣きでした😂。

カウンター席の上部にも、メニュー表がずらりと並んでいました。
香味中華そばから、背脂キムチラーメンまでがここのオリジナル。
どれも食べてみたいものばかりですよ、、、

で、麺類と書いてあるところが、八代目直伝のラーメンですね。
僕的には、八代目=塩(しそ風味)なので、これしかないな、と。
(醤油のあっさりもこってりも食べたいんですけど…💦)

トッピングもい~~っぱい揃っています。
鶏ささみトッピングっていうのもありますね?!
…
ってことで、、、

千葉からこれを追い求めてやってきました。
がんこラーメン8代目を感じることのできる、
塩(しそ風味)
であります!!
あああああ、、、、
遂に、この「がんこらしさ」全開のラーメンに出会えました…😂
巨大で薄さも美しいチャーシューがどどーんっと乗っています。
なお、スープの味ですが、がんこラーメン好きの僕のために、8代目の味(しょっぱめ)で出してくれました。感謝感謝です。

もう、このラーメン、ずっと見つめ続けることができます。
美しい、本当に、美しい、、、。
トッピングは、8代目のラーメン同様に、ネギ、メンマ、のり、チャーシューとなっています。
あと、「塩麹卵」(120円)もトッピングしています。

スープを一口飲んでみると、、、
「うわっ! しょっぱ!! しょっぱ旨い!!!😂」
って強く感じました。
そうそう、これこれこれこれ!!!
このしょっぱくて旨いスープこそ、がんこ花🌸
このしょっぱさは、ここでは「封印」されているのかな? ここのノーマルの味だと、そこまでしょっぱくはないみたいです。
でも、がんこ好きの僕のためにしょっぱくしてくれたこのスープ、まさにまさに僕が大好きだった8代目~12代目のがんこラーメンの味わいそのものでした。タレも、8代目のタレと同じものを作っているって仰っていました。
あまりのしょっぱさ&おいしさに、涙が出て来そうでした( ;∀;)。(8代目のラーメンよりも、刻み紫蘇が多く入っているように思いましたが…)
このがんこラーメンこそ、牛骨ラーメンで人気を博したラーメンなんですよね。それを「牛骨ラーメン」の聖地で出しているんだから、もう、、、(鳥取牛骨ラーメンのスープとはまったくの別物でありますが、、、)

麺も麺で、涙モノでした。
この麺、自家製麺なんですって!!
都内の人気ラーメン店「がんこ8代目」のラーメンを踏襲するためにも、麺はとっても重要であります。
でも、米子で、そのがんこに合う麺を探すのは至難の業だったことだと思います。
合う麺がないなら、自分で作るしかない。
そう考えるのも、自然なことだと思います。製麺所で麺の作り方を学び、ずっと自分で麺を作っているんですって。
そのおかげか、「がんこラーメンファン」でも納得の細い縮れ麺になっていて、とっても美味しく頂けました。
でもでも、、、
ここでも、やっぱり「白っぽい麺」になっていました(!)。やっぱり、鳥取の麺って、「白」がベースなのかな???(店主さんも、「米子のラーメン店の麺は、白っぽい麺になっている」と教えてくれました。やっぱり僕の違和感?は間違ってませんでした)
僕が愛した12代目の麺は、結構黄色い麺ですごく縮れていてポキポキっとした感じの麺だったんですよね。それとはまた違う麺になっていて、面白いなぁって思いました。東京のがんこをそのまま持ってきているのではなくて、しっかりローカライズされているなって。

チャーシューは、大判の巨大チャーシューと、あと低温調理系の柔らかいチャーシューの二種二枚が入っていました。
がんこファンとしては、もう1枚チャーシューを追加しておけばよかったかな。やっぱりがんこラーメンには、大きなチャーシューが二枚シンメトリックに並んでいるのがいいんですよね~~。
ここのチャーシューは、8代目や12代目よりも厚みのあるチャーシューだった気もしました。なので、食べ応えはしっかり抜群でありました。

こんな感じで、スープにじっくりと浸して、、、
嗚呼、もうこの上なき幸せとはこのことでしょうか?!

塩麹卵もしっかり美味しく頂きました。
しょっぱい塩スープに塩麹の味玉、最高に最高でした\(^o^)/
これぞ、「うまい煮玉子!」って感じがしますね。
…
それから、続いて、、、

冷やしラーメン系も食べたいなって思い…、
柚子と生姜の塩ラーメン
(●冷やしバージョンです)
2杯目なので「麺少なめ」でお願いしました。
こちらは、ずばり「冷やしラーメン」になっています。
キンキンに冷えた冷たいスープに、冷たい麺が入っています。
こっちも、「東京用」のしょっぱいバージョンにしてもらいました😊

こちらのスープには、昆布がいっぱい入っています。
昆布がたっぷり入ったがんこらしいしょっぱい冷たいスープ。
そこに、鶏ささみと生姜醤油が添えられています。
なんて美味しそうなラーメンなんだ、、、😂
スープを飲むと、、、
「ぐおおお!!! しょっぱ旨い究極の冷やしラーメンだぁ!!」
って叫びそうになりました。
思った以上に「柚子」の香りも強くガツンと効いています。
がんこのタレに、昆布に、柚子に、そして生姜に、、、
シンプルだけど、どこまでもディープな味わいの冷やし塩スープになっています。

麺はこんな感じです。
つるつるで滑らかでひんやりとした麺になっています。
この麺、色は白いけど、食感的には「がんこ」だなぁって思いましたね
ホントに美味しい麺になっています。
冷たくてもとっても美味しいです😊
僕が愛した黄色いポキポキ麺ではないけれど、これはこれで、ここのスープによく合ったローカルな麺になっているなぁって思いましたね。
これを食べていて思い出しました。
がんこ8代目@末広町もまた、冷やしラーメンのパイオニア的存在だったことを。
がんこ八代目の冷やし塩ラーメン、すっごく大好きでした。2007年の時点で、僕は確実に「冷やしラーメン」にのめり込んでいました。その後、「山形冷やしラーメン」を探求することになるんですが、、、
がんこの冷やしラーメンが好きだった人間として、ここのこの「柚子と生姜の冷やし塩ラーメン」も、最高に魅力的な冷やし塩ラーメンになっていました。
…
そして、最後に(愚息が食べました…)

背脂カレーラーメン(1000円)
です!
うわ~、、これまたとんでもないラーメンが…
がんこラーメンのスープに、カレーを加えて、さらに背脂を加えた「がんこ系背脂カレーラーメン」であります。
ヴィジュアル的にもすごくて、たっぷりの刻み玉ねぎと背脂がい~~っぱいに盛られた豪快な「スープカレー風」のさらさら&しょっぱ旨いカレーラーメンになっていました。背脂が入るので「こってり」としてはいるんですが、スープ自体はさらさらで、すっきりさっぱりしているのが印象的でした。

玉ねぎがいっぱい入り込むことで、甘みも加わり、しょっぱくて甘くてややこってりしていてスパイシーで爽やかなカレーラーメンって感じでした。
これも、凄い一杯だぞ、、、💦
スープがとにかく美味しいのが、最大の強みでありましょう。

麺はこんな感じです。
上の塩ラーメンと同じ麺かな?!?!
細くて、やや縮れたウェイブ麺。
カレースープに浸っているので、「黄色い麺」に見えるのも面白いかも。
つるつるっとして、のど越しがとてもよい麺になっています。
嗚呼、こんなラーメン屋さんが家の近所にあったら、ホントに幸せだろうなぁ…。
この背脂カレーラーメンも、日々の生活の中で食べたいなぁ、、、
***
というわけで、、、
念願悲願だった鳥取・米子にある「がんこラーメン八代目」の継承店である「がんこラーメン華漸」の初レポでした!!
もうね、念願悲願過ぎて、嬉し過ぎて、そして、美味し過ぎて、最高に幸せな時間を過ごすことができました。
店主さんともお話できて、嬉しかったです。同じ世代で、同じ時代に、がんこラーメンに触れていたことも嬉しかったな。
それに、東京からはるか離れた米子の地で、「がんこラーメン」が日々こうして食べられていることも嬉しい喜びでした。
ラーメン好きの間でも、なかなか「がんこラーメン」で盛り上がることってできなくて。
でも、どれだけ時代が変わろうとも、どれだけ「家系」「二郎系」が増えようとも、僕は「がんこ系」が大好きな人間であることは変わりませんね。
ここのラーメンも、本当に世界で一番、宇宙で一番美味しいラーメンだったなって心から思います(n*´ω`*n)。

この華漸には、なんと200種類以上の限定ラーメンがあるんですって。
そのレパートリーがほぼ全部、展示されているんです。
日々、この中から、限定で色々出てくるんですって。

こっちにもびっしりと!!
すごい量だな、、、
こういう創作ラーメンもまた「がんこ系」の強みだったりしたんですよね。
一条さんがそもそもの「ラーメンクリエイター」でしたからね💓

あと、夏の冷やし麺も色々と揃っていました。
嗚呼、これは1度来ただけじゃ、なーんにも語れないお店ですね。
また、必ずや、ここに来たいなぁって思います。

こちらのお店は、「朝ラー」ができるお店なんです。
朝の5時~営業開始。
で、月曜日のみ、夜営業があるみたいですね。

がんこラーメンらしいルールもあります。
昔のがんこラーメンよりはソフトで優しい感じですね。
昔のがんこは、もっと怖かった、、、苦笑

この日も朝早くに来ました。
朝5時から営業しているって、やっぱり凄いですよね、、、

駐車場はこんな感じです。
いくらでも停められる感じですね👆
車があれば、さくっと簡単に来られるんですけどね、、、
免許のない僕には、ちょっとハードルは高いお店だったかな?!
…
【おまけ】

華漸でラーメンを食べた後、ホテルに戻り、チビたちを連れて、米子駅へ。
境港行きの電車に乗り込みます!!
旅行3日目のお昼、念願の境港に向かいます!!
しかし、この電車、めっちゃ古そうだな、、、

よく見ると、「日本国有鉄道」って書いてあります!!
JRの前のあの「国鉄」の正式名称ですね。
製造年は昭和54年、つまり1979年に作られた車両みたいです。
凄い、、、
国鉄時代の電車がまだ走っているんなんて!!!
この国鉄時代の電車に乗って、いざ、境港へ!!!