Dr.keiの研究室3-Contemplation of the B.L.U.E-

ラーメンと音楽と学問を探求する旅…

Halal Wagyu Ramen & Gyukatsu GYUMON Tokyo Shibuya Scramble@渋谷 続々と増える謎のインバウンド向け超高額ラーメン店『牛門』って何だ?!

また、後期の日程が本格的にスタートしました。

後期もまた、渋谷にお世話になります。

…

さて、、、

ラーメン好きの間ではほとんど話題にならないのですが、今、都内を中心に、しかもなぜか渋谷を中心に、謎にどんどん増え続けるラーメン店があるんです。

何から何まで、これまでの従来のラーメン店と違うラーメン店で、なんか謎というか、不気味というか、不思議なお店なんです。

今回、僕が向かったのは、渋谷センター街にある、

Halal Wagyu Ramen & Gyukatsu
GYUMON Tokyo Shibuya Scramble

というお店であります。

みなさん、ご存知でしたか?!?!

場所的には、僕もずっと前から来ている「渋ビルヂング」内にあります。

ここ、かつて「鬼そば藤谷」が入っていたビルだ、、、

sehensucht.hatenablog.com

うん、まさに鬼そば藤谷が入っていたビルですね。

当時と同じデザインのままのビルヂングです。

GYUMONは、漢字だと「牛門」になるみたいです(千葉人的には「赤門」みたい…ってなりますね、、、)

店名は、「ハラル和牛専門店牛門」になるのかな?!

gyumon-group.com

このお店、ちょっと何から何まで、これまでのお店と違うんです。

一番、不気味というか謎なのが、Google mapでの評価の異様な高さとコメントの数ですね。とんでもない量のコメントが集まっているんですが、その評価も4.8~4.9くらいをキープしているんです。

日本人のコメントはほとんどなくて、どれもがインバウンド客(非日本人客)のコメントになっているんです。

日本人には全く知られていないけれど、インバウンドの人(海外からのお客さん)の間ではめちゃめちゃ知られている、という不思議なお店なんです。

しかも、このお店を立ち上げたのは、古川香織さんという(僕と同い年!の)方で、元お笑いの方っぽいんです。

in-shoku.info

この古川さんが、(お笑い芸人~パティシエを経て)2007年に日本初のハラル和牛焼肉レストラン「Gyumon Shibuya」を創業したんですって。で、「イスラム教の規定に厳格に則り、食材、調味料、調理方法の全てにおいてハラル認証を取得した料理」を提供しているみたいなんです。

ただし、古川さんが「ラーメン」を始めたのは、2023年のことらしいです(なので、ラーメン店としてはそんなに古くはなくて、まさにこの3年くらいの間に、一気に店舗拡大している、って感じみたいです)。

ムスリム(イスラム教徒)の人でも安心して食べられるお店ということもあり、礼拝スペースも設置しており、また、今や世界中で注目されている「WAGYU(和牛)」をフューチャリングしているお店ということもあり、それを「RAMEN」というインバウンド客にとっても分かりやすい(近づきやすい)お料理を提供するお店ということもあり、一気にブレイクしたって感じかなって…?!

とにかく、謎が多すぎるお店なんですが、、、

渋谷エリアで、同じ名前のお店がどんどん増えているんですね、、、。渋谷のあちこちに、「Halal Wagyu & Gyukatsu GYUMON」を名乗るお店があるんです。

今回は、その中でも比較的新しく、またGoogle mapでも異常に評価の高いセンター街内にある「GYUMON Tokyo Shibuya Scramble店」に向かった次第であります。

インバウンド向けということで、「英語表記のみ」となっています。

これに、まず驚きましたねΣ(・□・;)。

このお店は、地下1階と5階にあるんです。

最初、地下1階に行ったんですが、「5階に行って」と言われました(どうやらお店の人の昼休憩に入るみたいで、、、)。

で、エレベーターで5階に向かいました。

5階の方のお店の入口です。

ひぇ、、、いったいどんなお店なんだ?!?!

お店に入ると、店員さんもお客さんもぜ~~~んぶ外国人の方々で、もうビックリでした、、、(;´∀`)

「ここは、もう日本じゃないぞーーー!!」って、、、

まぁ、僕は、誰よりも世界のラーメン店を回ってきている方なので、そこまで驚きはしませんが、渋谷でこの雰囲気って、、、

お店の人は、バングラディッシュ出身の方で、お客さんは(おそらく)オーストラリアから来たお客さんと、あと東南アジア系のお客さんなどがいました。日本人客はいないので、お店の中で日本語は全く聞こえてきません(オモロイ、、、😂)。

メニューを見てみましょう。

こちらが「Ramen」のメニュー表になります。

この牛門のラーメン、とにかくお値段にビックリです。

これは、もう日本では「規格外」のお値段設定になっています。

が、、、

海外のラーメンを食べ歩いてきている僕的には、それほどには驚きません。

和牛を使ったラーメンは色々ありますが、一番安いので、税込3110円になりますね。

で、高いのだと、Sirloin(サーロイン)付きのAll Toppingで、5960円ですね。

5000円のラーメンって、ユーロ計算にすると、1€=178円で考えると、28€くらいなんですよね。

ラーメン一杯、28€だと考えると、それはそれで高いんですが、まぁ、「なくはないかな」っていうレベルのお値段なんですよね。

sehensucht.hatenablog.com

昨年、ミュンヘンの「モナコラーメン」で食べたSABA SHOYU RAMENは、一杯23,90€でした。そこに、WAGYUを付けたら、30€は下らないことでしょう。

そう考えると、世界的な価格設定で考えると、28€は「あり得る値段」ってことになるんですね。

日本人的には「高すぎるだろ、、、」ってなりますが、ヨーロッパ的な価格設定で考えれば、「まぁ、それくらいの値段にはなるかも、、、」って思えるっていうか、

ただ、実際に食べてみないことには、、、ね?!

更に、セットメニューもありまして、、、

和牛ラーメンと牛カツセットだと、なんと税込8350円になります。

凄い、、、8000円超え、、、

牛カツも食べてみたいなぁ、、、(でも、値段的に無理、、、😢)

また、丼ものや、ヴィーガンラーメン等もありますね。

Vegan Ramenは、一杯税込で2780円になります、、、

あと、Vegan Ramen✖Tempra Setだと、5210円とやっぱり5000円超えになります。

メニュー全てが「英語表記のみ」というのがまた潔いですね~~😊

これ、海外のラーメン店とかに慣れてないと、ビックリするかも?!

でも、これもまた生きた英語の学習として考えると、面白いのでは?!

「へー、これって、英語だとこうなるんだー」みたいな、ね。

…

ってことで、、、

ジャジャーン!!

こちらが、牛門の「全部のせ」の、

All Topping Wagyu Ramen
全部乗せ和牛ラーメン

になります!!

味は、SpicyとWhiteがあって、店員さん曰く、Spicyの方が人気だというので、Spicyにしました。

あと、今回は、「Sirloin」じゃなくて、「Shoulder」なので、一杯税込で3930円になります。(Sirloinだと、税込で5960円になります、、、(;´∀`))

こ、これが、一杯3930円の和牛ラーメンか、、?!

もう、しばし、うっとりと見つめてしまいました、、、

日本では(ここも日本だけど)、ラーメン1000円の壁が論争になっていますが、このお店では、1000円どころか、2000円~3000円が基本で、全部乗せになると、安くてもこのお値段になるんですね、、、

それでいて、Google mapの評価は最高に高くて、悪いクチコミもないんだから、もう何がなんだか、、、

和牛(牛肩肉)もそこそこしっかり入っています。

そんなに量はありませんが、チャーシュー代わりくらいの量にはなっていますね。

All Toppingsなので、大きなフライドチキン(Giant Crispy Karaage)と、味玉と、ナルトと、刻みネギと、「牛門」の店名入りの大きな海苔が乗っています。

Giant Crispy Karaageっていうのが、またなんかいいですね~~。

zoom up!

スープと麺は、かなり控えめになっています。

スープの量も少なくて、麺の量も、普通のラーメンの麺よりは少ない感じになっています(連食する僕としてはありがたいですが、これで3930円か…っていう気も…)。

スープの色は真っ赤で、海外でよく見る「Red Hot Chilli Ramen」っていう感じがしますね。

スープを一口飲むと、、、

「おおおー、これはまさに海外のラーメン店で食べるレッドホットチリスープにとっても近い味わいだ、、、日本のスープというよりは、海外のイケてるラーメン店のスープの味にとっても近いぞ!!! つまりは、逆輸入型のスープってことか?!」

って思いました。

が、、、これ、どうなんでしょう、、、?!

せっかく海外から日本に来て、日本のラーメンを食べるぞ~っていうときに、海外のラーメン店で出ているようなラーメンのスープを味わうって、、、

言うなれば、僕がオーストリアのウィーンに行って、本場のシュニッツェルを食べるぞーって思って食べたら、とんかつが出てきたー、みたいな?!?!

それはそれで、「自分の国の味だー!」ってなりますが、本場のシュニッツェルを食べた経験にはなりませんよね?!

また、日本のラーメン好きにとってみれば、ウィーン在住のオーストリア人がウィーン市内のシュニッツェルのお店に来て、食べたら(シュニッツェルよりもはるかに高い)「TONKATSU」だったっていう…?!

でも、それはそれで「あり」な気もしてきたけど、うーん、どうなんだろうな…

スープ自体は、牛ベースの白湯スープで、そこにラー油&唐辛子が加えられた感じになっていますね。辛さは色々調整できるみたいですが、デフォだとそんなに辛くなくて、「辛旨~~~🔥」って感じでしたね。

こんな感じで、、、

レベル9と10になると、追加で550円払わないとダメみたいです。

レベル1でも、+110円払わなきゃいけないんだ、、、(;´∀`)

それぞれの辛さに「国旗」が示されているのも面白いかも…?!

麺はこんな感じです。

細めの縮れ麺風になっていますかね?!?!

想像していたよりも、素朴でポツポツっとした麺になっていました。

この麺、結構、僕的に好みの麺かも?!?!(ちょっと乾麺風というか)

量も控えめなので、連食するにはありがたい量でしたね👆

ただ、お腹いっぱいになりたい人は、これだけじゃ足りないかも?!(3930円のラーメンで足りないってなるのもちょっとあれですけど、、、)

ただ、具がいっぱいなので、麺はそれほど多くなくていいのかも…

こちらが、Giant Crispy Karaageです!!

これ、見た目的には「パーコー(排骨)」っぽい感じになっていますね。

で、食べると、これはもうまさに「ジャイアント唐揚げ~!」って感じになっていました。味的にも、クリスピー感のある鶏唐揚げで、僕的にはストライク~🎵って言いたくなる味わいでしたね。

高級料理ではなくて、海外の露店とか中華系の軽食屋さんで食べられる感じのフライドチキンだったかな?!?!(こういうのも、インバウンドに受けるところだったりするんだろうなぁ、、、)

そして、メインディッシュの「WAGYU」であります。

サーロインにしたら、もっとヴィジュアルがよくなるとは思いますが、さすがに5000円は出せない、、、(;´∀`)

Shoulderなので、「ウデ」「カタ」と言われる部位のお肉でありましょう。筋肉質の部位で、脂身少な目で、他の部位よりもお安い牛肉になっています。

和牛感はあんまりないですが、これはこれで柔らかい高級感のある和牛かな、って感じはしました。

うん、それなりに結構、牛肉もいっぱい入っていたかな?!?!

これだけの和牛とジャイアント唐揚げが入っているなら、まぁ、2000円台以上のラーメンにはなりそうな感じはしますね。

でも、高くても、3000円くらい…?!?!

ウデとなると、100g=1000円~1200円って考えると、2200円くらいが妥当?! それにクリスピーチキンが入るから、2800円くらいがギリギリのライン?! 味玉も入っているので、頑張っても3000円くらい?!?!

で、それをインバウンド価格にすると、3500円くらいかな。で、そこに消費税が入って、3850円くらい、、、?!

って考えると、わりと妥当なお値段になっていたりする?!?!

米沢牛のウデ、100gだと、、、?! how much?!

味玉はこんな感じです。

うん、これはまぁ、普通に美味しい味玉でしたかね?!

ピリ辛の牛白湯風スープにもよく合っていました。

最後に、店名入りの海苔をスープに浸して、、、

なんか、名残惜しい気もしますが、、、

…

うん、最後までしっかり食べられました。

巨大な唐揚げと和牛(ウデ・カタ)がいっぱい入っていたので、ホント「具だくさん」のラーメンを楽しませてもらいましたね。

***

というわけで、、、

ずっと気になっていた謎のインバウンド向け専門ラーメン店「GYUMON(牛門)」のセンター街内のShibuya Scramble店の初レポをお届けいたしました。

いや~、なんか面白かったなー(&高かったなぁー)。

海外のラーメンを食べ慣れている人なら、「あー、こういう感じねー」ってなるかなって思うけど、日本の(美味しい)ラーメンしか食べてない人からすると、なんか顔が真っ赤になりそうな気もしなくもないかな、、、(;´∀`)

これで3930円、、、

海外のラーメンを知っている人からすれば、「まー、こんなもんかな💦」って感じですが、知らない人からすると、「ふざ〇んな!!!😨」って叫びそうですね。

でも、きっと、この和牛ラーメンこそ、「外国人がイメージする美味しいラーメン」の象徴になるんでしょうね。だからこそ、外国人に受けるんだろうな、とも。

このラーメンが日本人に受けるとは、ちょっと(味的にも価格的にも)思えないけど、このお店、どんどん全国展開しているんですよね、、、

こんな感じで、北は北海道から、南は沖縄まで、、、

どんどん店舗拡大しているんですね。

こういうお店に、インバウンド客が吸い取られていると思うと、なんかもやもやしますね、、、

「せっかく日本に来たなら、日本で高く評価されているお店に行ってよー」って。

でも、そういう情報って、当の外国人旅行客には届かないんですよね、、、(僕が英語でブログを書くか、、、(;´∀`))。

じゃ、どうしたらインバウンド客に届くのか。

その一つの答えが、「Google map」だと思います。

この「GYUMON」は、どの店舗も、Google mapでの評価が異様に高く、コメントの量も全てで1000を超え、しかも、いいコメントで溢れています(書き込んでいるのはほぼインバウンド客)。

このGoogle mapをどう活用するかが一つの大きなカギとなりそうです。

…

あと、このお店では、「和牛」を使ったハンバーガーも出しているんですね。

ここのハンバーガーはどれも「WAGYU」コンセプトの、ハラル料理としても食べられるユニバーサルな「和牛ハンバーガー」になっているんですって。

ラーメンもハンバーガーも、ムスリムの方でも安心なんですね。

インバウンド客のどれくらいがイスラム圏の人なのかは分かりませんが、しっかり需要もあるんだろうなぁって、このお店を見ていて思いました。

ハンバーガーとラーメンのセットはないっぽいですね。

これ、和牛ラーメン&和牛バーガーのセットがあったら面白かったかも?!

(次回、そのコンビを注文してみようかな、、、お金は飛んでいきそうですが…💰)

お店の人に、このお店には日本人のチーフ(シェフ=上司)はいるんですか?って尋ねたら、この写真の男性を指して、

「このKAZUさんが、私たちのチーフですよ」

って教えてくれました。

そうか、この写真のカズさんがこのお店のチーフなのか!!!って、なんか感動しちゃいました。カズさんにお話も伺ってみたいなぁ、、、(;´∀`)。

あと、、、

更に、本当にありました、礼拝ルーム、、、

これもまた、ムスリムの方にはすごく嬉しいことですよね。

店内の雰囲気も、ガチで外国風でありました。

こういう意味の分からないド派手な絵とかも、めっちゃ外国だなぁって。

日本のお店だと、こういうド派手な意味不明の絵はまず描きませんからね…

この壁紙もまた、「すっごく、らしいなぁ~」って思いましたね。

京都にも登場したんですね、GYUMON。

こりゃ、全国に広がるのも時間の問題かも、、、ですね。

完全に「英語のみ」の表記のお店なので、日本人客は増えなさそうですが…

でも、なんか、このお店から聞こえてくるんです。

「日本客? ラヲタ? そこは大丈夫です。こっちは客単価の高いインバウンド客をターゲットにしているので、いらっしゃらなくても大丈夫です。それに、訪日外国人のお客さん、みんなが満足しているし、楽しそうにしているので、この道で間違ってないですね。日本のラーメン屋さんも少しは、この動きにも注目してくださいねー」

っていうような声が、、、

お値段は高いですし、味も(ラヲタ的には)まあまあって感じですが、「外国人向けエンタメラーメン店」としては、魅力的だなぁって思いましたからね。

…

<おまけ>

ここ、トイレも完全に外国のレストラン仕様になっていました。

4階がトイレのフロアになっているんですが、、、

こんな風に、オートロック式になっているんです。

こういうトイレ、海外では結構見かけますからね。

ちゃんとお金を払うお客さんに対してのみ、トイレを開いているというか。

ここもまた、すっごく異国風だなぁって思いましたね👆

2階には、「北海道ラーメン味源熊祭」がありますね。

1階には、「金伝丸」が入っていて、外国人客で賑わっていました。

っていうか、このセンター街、僕がいた時間帯、ほぼ9割方、外国人観光客だけでした、、、Σ( ̄ロ ̄lll)、、、

こういう本に乗るかどうかも重要かも、、、

こんな本も出ているのか、、、、

世界は今、みんな、RAMENが大好きなんですねー!!