Dr.keiの研究室3-Contemplation of the B.L.U.E-

ラーメンと音楽と学問を探求する旅…

支那そばや戸塚本店@戸塚 16年ぶりに再訪! 知床羅臼の鮭節を使った「鮭だしらぁ麺」はどんな味?!?

2026年最初のお仕事を終えた後、前々から行きたかった中田駅近くの「雪ぐに」の絶品限定「鰹出汁の味噌ラーメン」をチャーシュー全種乗せでを頂きました。

チャーシューがすっごく美味しくて、感動しました。

で、その後に向かったのが、

泣く子も黙る「ラーメンの鬼」と呼ばれた故佐野実さんが創業した、

支那そばや戸塚本店

でした。

支那そばや、また行きたいなぁってずっと思っていました。

この戸塚本店に前に来たのは、2009年のことでした。

sehensucht.hatenablog.com

2009年10月3日なので、実に16年3か月ぶりの再訪となります。

この2009年の時点では、まだ佐野さんはご存命で、横浜と戸塚を行き来していたんですよね。2014年にお亡くなりになられましたが、支那そばやは、その後も営業を続けています。

佐野さんのラーメンがまたどうしても食べたくて、ようやくまたこの戸塚本店にやって来ることができました…😂

「らぁ麺とは…、麺は男 スープは女」

2026年1月の時点での支那そばやは、(来た時間帯が15時過ぎとあって)そんなに混んではいませんでした。それでも、9割方が埋まっていて、その人気の高さ、持続性を感じることができました。

今の自分が、今の支那そばやのラーメンを食べたら、どんなふうに感じるんだろう?!(それが一番興味深々でした)

でも、この入り口に出ているメニュー表を見て、「うおおお!!」ってなりました。

16年前にはなかったメニューがあったんです。

その名も、

鮭だしらぁ麺(1300円)

であります!!

これはもう、ちょっと食べなければ…って思ってしまいました。

なんとも、鮭節を使った鮭出汁のラーメンなんだとか?!

鮭節っていうと、我が都賀の「麦づら」で鮭節を使った冷やしラーメンを食べましたね~。また「四代目松屋食堂」でも鮭節を使った限定麺を頂きました。はるか昔、2008年にFOODEX JAPANで「鮭節」の存在は初めて知って、驚いたものでした…。

支那そばやの暖簾です。

90年代の空前のラーメンブームを牽引した佐野さんのお店…。

店内は、カウンター席とテーブル席があります。

そんなに大きくはないけど、そこまで狭くもないお店、、、

券売機です。

最新式の券売機になっていますね。

清算もキャッシュレス対応可で、Suicaでの支払いもできました。

本体価格は1182円ですが、税込で1300円…。

1182円なら、まあまあ…って感じですが、1300円ってなると、安くはないですよね。

消費税って、…いったいどこにどう使われて、消えているんでしょうね?!

ってことで、、、

ジャジャーン!!

こちらが、支那そばやオリジナルの、

鮭だしらぁ麺

です!!

おおおー、鮭節がスープの上で踊っています!!😂

見た感じは、佐野さんのラーメン!っていう感じですが、スープにもまた鮭節の出汁が使われているんだとか、、、

鮭味のラーメンって、まだまだ未知の可能性でいっぱいですよね。

zoom up!

スープを一口飲むと、、、

うおおお!! まずは鮭節がどうこうって言う前に、醤油スープのラーメンとしてすっごく旨いぞ…

って思いました。

でも、よくよく味わってみると、たしかに「鮭」の風味や旨みをしっかり感じることができました。日本人が大好きな「鮭」の味を基調にした鮭節出汁のスープ、これはもう、とことん楽しんでじっくり味わいたいものであります。

鰹節や鯖節や宗田節など、節系乾物を使ったお店はいっぱいあると思いますが、「鮭節」となると、まだまだ珍しい感じもしなくもないですよね?!

でも、この佐野さんの支那そばやは、その鮭節の魅力や旨さや強みを存分に生かしたスープをしっかり創り上げていました。

麺はこんな感じです。

この麺、とってもすっごく柔らかいです。やわやわです。やわやわでスルスルでつる~んっとしています。

「支那そばやの麺って、こんなにも柔らかくてソフトな麺だったっけ?!」

じっくり味わうと、この麺、「そうめん」や「にゅうめん」の麺にすっごく似ている気がしました。

とても柔らかくて、シルキー感があって、つるんつるんで、滑らかで、官能的で、魅惑的な麺になっていました。

「いったい何なんだ?! どうしたらこんな麺になるんだ?!」

って、自問自答もしました。

この柔らかさ、いつもそうなのか、たまたまそうだったのか、分かりませんが、驚くほどに柔らかくてぬるっとした感じの麺でありました。

すごく立派な小松菜?もいっぱい入っていました。

ホントに鮮やかな緑色で、すごく美しかったですね~。

かなりよい小松菜を使っているような、、、?!

チャーシューは、肩ロース?かなんかで、ハードで存在感のあるチャーシューになっていました。

イマドキのチャーシューではないけれど、「これぞ、ラーメンに入るチャーシューだよな!」って思うような感じでした。

ちょっとオールドスタイルだけど、うまいものはうまい!っていうね。

メンマは、いわゆる穂先メンマっぽいメンマでしたが、、、

これがもうホントに長くて、力強くて、歯ごたえの良いメンマでした。

これもまた、佐野さんが探し出してきた食材…なのかな?!…

全体的には、佐野さんがイメージする「淡麗醤油ラーメン」に「鮭節エッセンス」を取り込んでみました、という感じの一杯でした。

このラーメン、佐野さんが考えたものなのかな? それとも別の人が考えたものなのかな? 

食材の鬼と呼ばれた佐野さんですから、きっと佐野さんが「こういうのもやってみよう」って言ったのかな?!

鮭節、面白いなぁって思いました。

鮭が好きなら、この鮭節も気に入るはず?!

鮭節の粉末をラーメンに入れて食べても美味しいかも?!?!

***

というわけで、、、

16年ぶりの再訪となる「支那そばや」の新メニュー(?!)の「鮭だしらぁ麺」の実食レポをお届けいたしました。

それと、昨年末の12月、すごいニュースが飛び込んできました。

あの「らぁ麺杉本」を離れて、ここに戻ってきたんですって!

調べてみると、どうやら「らぁ麺杉本」は(M&Aで?)、「鯛塩そば灯花」の運営元でもある「創業新幹線(株)」の傘下に入ったみたいですね。

sougyoushinkansen.com

つまりは、ご自身の「らぁ麺杉本」は、創業新幹線に売り、そして、師匠のいるお店(支那そばや)に戻るなんて、なんて義理人情に厚いお方なんだ、、、って思いました。

佐野さんの最後のお弟子さんが、今、支那そばやの厨房に立ち、佐野さんの味を守るっていう選択をした、っていうのも、すごくドラマティックで素敵ですね。

…しかし、ラーメン店のM&A、ホントに加速しているんですね、、、

これは、ラーメン界全体にとって、「プラス」に働くのか、それとも「マイナス」に働くのか、、、

これは、もう神のみぞ知る、、、ですかね?!

支那そばや御用達の「春よ恋」のイメージ写真がどどーんっと。

春よ恋は、北海道産の小麦で、佐野さんが惚れ込んだ小麦なんですよね。

なので、ここの麺は、やっぱりどこか他とは違うなぁって思いました。

水にもこだわっているですよね、たしか、、、

定休日は水曜日となっています。

中休みがないのも、とっても助かりますね。

日本の米育ちという「金華豚」を使用しているんだとか。

食材の鬼と言われた佐野さん、そのスピリットは今も生きているのかな?!

平田牧場の金華豚、売っていますね~~。

16年ぶりに支那そばやに来て、時代の大きな移り変わりも感じました。

ラーメンって、ホント日々刻刻と変化しているし、また、進化もしているし、わずか十数年で、業界全体ががらりと変わってしまうんですよね。

かつては、それこそ「日本一すごいお店」として支那そばやは君臨していましたが、今は、そういう感じではなくなっているなぁって、、、(悪い意味ではなく)。

ある種、「アーカイブ」っていうか、「レガシー」みたいなお店になっているように思えたんですよね。

90年代~00年代にかけて、日本のラーメン界を牽引した佐野さん。

その佐野さんの教えを受けた人や佐野さんの影響を強く受けた人たちが、今、ラーメン界(特にメディアに強いラーメン店界隈)で大活躍をしています。

佐野さんのバトンが多くの人にわたり、そして、そのバトンを更にすごいバトンに変えていく、、、

かつての空前のラーメンブームの最中にいた佐野さんも、東池袋大勝軒の山岸さんも、すでに亡くなられ、その時代にラーメンを語ってきた武内さんも北島さんもお亡くなりになられました。

僕にとっては、この時代の人たちはやっぱり「偉大な人」だし、決して忘れてはいけない存在だよなって改めて思いました。

うん、やっぱり(戸塚はちょっと遠いけど)聖地巡礼みたいな気持ちで、時折「支那そばや」や「東池袋大勝軒」などに行って、原点回帰するのも大事ですね…。

今は、レガシー店として、静かにひっそりと営業している感じだったかな?!

土日とかになると、混雑して、活気も出てくるのかな?!?!

戸塚駅前に、こんな素敵な巨大な絵が掲げられていました。

そう、ここは「東海道五十三次」。

歴史のある素敵な街なんですよね?!

この本は今でも大事に保管しています。この本の中で、竹岡の「梅乃家」のラーメンに佐野さん、唸っているんですよね👆

支那そばやのレトルトラーメンも売っているんですね!(知らなかった…)

この本にも、支那そばや、出てくるのかな?!