Dr.keiの研究室3-Contemplation of the B.L.U.E-

ラーメンと音楽と学問を探求する旅…

21年目の卒業式を終えて-僕が学生から卒業しないといけない卒業式に…

21年目の卒業式を迎えました。

昨年20年目の卒業式を終えて、一つの節目?を迎えました。

今年度は、その先を行く21回目の卒業式。

昨年の卒業式の記事はこちら

***

この1年は、本当に濃密で濃厚で色んな事があった1年でした。

昨年度も学生に恵まれていましたが、今年はちょっと違う意味で恵まれていました。

そんなにたくさんの学生と仲良くできたわけではありませんでした。

例年よりも、そんなにたくさんの学生と関わったわけでもありませんでした。

が、一部の意欲的な学生たちと色んなことにチャレンジしたり、色んなことを企てたり、色んなことを実行したりした1年でした。

その中身は本当に濃厚で、ホント、超濃厚こってりラーメンみたいな1年でした。

あまりにも濃厚だった故に、僕自身がなんか学生から卒業できていないなって感じています。

「まだ卒業してほしくないな」って。

こういう感覚って、この21年、一度もなかった気がします。

「もっともっと、学生たちとバカなことやチャレンジングなことがやりたい」

って思うような、、、。

僕も年を取ったんだろうな、、、

昔なら、「とっとと卒業しちゃえ!」って思う気持ちが結構強くありました。

「まだ、卒業しないでよ~」なんていう気持ちはみじんもありませんでした(後悔したり、反省したり、がっかりしたり、しんみりしたりはしましたが、、、)。

でも、今年度は、なんか違ったんです。

それくらい、一部の学生とではありますが、濃密で濃厚な時間をいっぱい過ごすことができたんですね。

5年ぶりに学生たちとドイツに行けたっていうのも、僕的にはでっかいです。

だからこそ、「ああ、もう卒業しちゃうのか…」っていう気持ちもでっかくて。

僕が学生たちから卒業しないと、、、

そんな気持ちでいっぱいのこの3月です。

軽音部の子たちとも、ホント、濃厚な時間をいっぱい過ごしました。

音楽を通して、学科やコースを問わず、いろんな学生たちと関われました。

今年度もまた、卒業パーティーでライブをやることもできました(上の写真)。

そんな音楽バカな学生たちとお別れするのも、とっても寂しい気持ちでいっぱいです。

軽音部の子たちって、なんかどこか口下手で、シャイで、どこかオロオロした子も多くて、そういう意味でも、とっても愛おしい学生たちなんです(そういう子たちこそ、バンドマン向きなんですけど…)。

そんな軽音部の子たちとは、1週間後に、最後の卒業ライブをやります。

そこで、部員たちとはお別れになります。

僕にとっても、卒業式なんですね。

これまでの21年、毎年、このブログで色々とぼやいていた気がします。

いつも、ネガティブな感情がふつふつと湧いてきていて、後悔と反省と懺悔の時間になっていました。

今年度は、どっちかというと、「やれることは全部やった…」っていう感じです。

正直、「もうこれ以上のことはできない、、、」って思うくらいに。

なので、ある種、達成感はあるんです。

でも、その一方で、「まだ、もう少し、学生でいてよ…」っていう気持ちも強くて。

こういう感情って、ホント、21年やってて初めてだな、、、って思うんです。

こういう感情、(教育的には)とてもよくないことだとも分かっています。

みんな、卒業して、自立して、そして、ひとりで生きていかなきゃいけないんだから。

先生と学生なんて、「出会って、そして、お別れする」が基本中の基本だとも分かっているんです。

頭では分かっているけど、心は、そうじゃないっていうかね、、、

卒業してしまうのが、とっても寂しいな」…って。

そういう気持ちになれただけ、僕も少しは大人になったのかな?!?!(あるいは、そういう寂しさを自分自身、認められるようになったのかな、、、とも)

まぁ、でも、21年、変わらず、いっぱい愛されて、そして、いっぱい嫌われたな、、、って思います。

すごく愛してくれていたけど、関係性の変容と共に、疎ましく思われるようになったってこともありました。

最初はすっごく苦手で嫌いだったけど、学生生活の中で、僕のことを好いてくれるようになった学生もいました。

最初から最後まで無関心っていう学生ももちろん(例年通りに)たっくさんいます。

まぁ、そんなもんでしょう。

ただ、今年度は、あまりにも愛すべき学生がたくさんい過ぎました。

それだけ、きっと1年、恵まれた教員人生を歩めたんだと思います。

でも、そんな日々とも、お別れしなければならないんですね。お別れしたくないけど、お別れしなきゃいけない。若者たちがひとりで歩いていこうとしていることを邪魔しちゃいけないし、色々と言いたくても、ぐっとこらえて黙らなきゃいけない。教師である僕が、若者たちの自立を阻んではいけない…。

21年目の卒業式は、そんな感じの卒業式になりました。

ホント、僕が卒業しなきゃって思う、卒業式。

21年目にして、初めて味わうこの感覚、、、

面白いですね…(寂しい気持ちもいっぱいですが、、、)

あと2週間もしたら、新学期が始まります。

次の1年はいったいどんな1年になるんだろうな、、、

きっとね、1年後、まったく想定していなかったような事態になるんだろうな…

いい感じで終われるのか、あるいは、めちゃめちゃな感じで終わるのか、、、

まだ、なにも全然分かりません。

ただ、一つ言えることは、「どんな教育をしても、0点にはならないし、100点にもならないんだな」っていうことです。

すべての学生に愛されるなんて、絶対に無理だし、また、すべての学生に嫌われることも、絶対に無理なんです。

結局は、人と人。人対人なんです。

特定の顔をもつ「あなた(Du)」がいて、そして、「ぼく(Ich)」がいるんですね。

その関係性の中でしか、ぼくとあなたの関係は生まれないし、その関係も永遠ではないんです。

ま、そんな感じの21回目の卒業式~卒業パーティーを無事に終えることができました。

(昨年も書いたけど)このブログを読んでくれる卒業生ってほとんどいないと思うけど、こっそりとでも読んでくれている卒業生もきっといるんだと思います。

そういう卒業生たちのためにも、細々と、色んな記事を書いていきたいなって思いますね✨

みんな、卒業おめでとう!!!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

僕も、みんなから卒業します。

そして、また、来年の卒業式を目指して、転がり続けたいと思います。

Keep on rock'n!!!

もう新しい春は、すぐそこまで来ているんだから!!🌸

陣内さん演じる「日色一平」に憧れて教師になった僕なんだもん。

どの学生たちよりも先走って、突っ走って、ズトーンっと転ぶような先生をこれからもやっていきます。

もう、あと何年、こんな先生をやれるのか、分かんないですからね、、、(;´∀`)

PS

キョンキョン演じる吹雪ちゃんが日色一平に語った言葉を再度紹介します。


最初、あんたに会った時さ、
何、この男は? これでも本当に教師なのってマジで思った。
あんたなんかに教えられる生徒はね、ホンキで心配した。
今もね、半分はそういうふうに思っている。
でも、後の半分は、あー、あたしも高校生だったら、
こんな先生がほしかっただろうなって。
生徒より先に楽しんじゃって、
生徒より先に怒っちゃって、
生徒の先、突っ走っちゃってるけど、
でも、きっと待っててくれる、
そんな先生が欲しかったなって。
悔しいけど、あたしなんかよりさ、
あんたの方が、今の生徒たちは望んでいるのかもね・・・


これが、僕の目指す教師像なんです。

最後の「きっと待っててくれる」っていうのが、一番大事なところだと(今になって)思います。

この気持ちを忘れない限り、僕は「先生」という人生を歩み続けたいですね。。。